使い方

概要

いかバターは、マイク入力の音声でリアルタイムでネットワーク越しにアバターを動かす「発話演出システム」です。これにより通話相手のOBS内ブラウザでアバターを動かす、といったことができます。

基本

1. アバター登録・編集管理
2. 音声入力
3. 受信アバター表示

発展

• 手動でアバター差分を切り替える
• アバターに感情差分を設定する
• スマホなど使って手元でアバター差分を切り替える
• 受信アバターをカスタマイズ
• 一つの画面で複数のアバターを表示する

アバター登録・編集管理

1. アバター一覧から[新規アバター登録]を押す。
2. 表示名を入力して登録する。
3. 立ち絵差分を変更する場合[編集]を押す。[受信側アバター表示][音声入力]については次章へ
4. 登録したい立ち絵種類をクリックして画像を保存する。
   • 立ち絵は、音量段階「小声・普通・大声・叫ぶ」にそれぞれ「a・i・u・e・o・n」のセル①をクリックすして母音を登録できる。
   • 最低、「n」ともう一つどれか母音の立ち絵を登録すれば発話アバターとして動く。
   • 下部の入力フォーム②で画像を選択せずに登録するとデフォルトのいらすと屋さんの立ち絵が表示される。
   • アバター名称は名前の横の[変更]③をクリックして変更ができる。

音声入力

1. マイクのプルダウン①から使いたい音声入力デバイスを選択する。プルダウンになければ[デバイス検出]②を押す。
2. [解析開始]③を押してマイクに話す。
3. 必要に応じて、「小声・普通・大声・叫ぶ」のスライド④を動かして、アバターアニメーション閾値を調整する。

注意点：この音声入力の画面は常に見える状態にして使って下さい。別タブを開いて音声入力の画面が非表示にするとjsが正常に動かなくなりアバターの差分切替が鈍く(口の動きが悪く)なります。

受信アバター表示

1. 受信側アバター表示のURLをコピーする
2. OBSのソースに「ブラウザ」を追加し、先のURLを貼りつけて幅200、高さ240を設定する

通話相手のアバターを表示する場合は、相手からURLを教えて貰いましょう。

手動でアバター差分を切り替える

音声入力の画面で、「小声・普通・大声・叫ぶ」をクリックすることで手動で音量段階を選択することができます

アバターに感情差分を設定する

「小声・普通・大声・叫ぶ」ｘ「a・i・u・e・o・n」の組み合わせは、複数のグループとして登録できます。アバター作成時には「default」としてグループが存在します。アバターの編集管理画面の下部フォーム①で「感情」欄を入力して画像を登録するとグループが確立されます。

グループは音声入力から選択して②切り替えることができます。

スマホなど使って手元でアバター差分を切り替える

アバター一覧から[手元リモコン]をクリックすると、「感情差分」と「音量段階」のボタンが表示されます。

「感情差分」は押して切替、「音量段階」は押している間反映します。
※この機能を使いには、[音声入力画面]が開いてある必要があります。

受信アバター画面をカスタマイズ

受信アバター表示画面は、通常「アバター名」「音量バー」「音量段階に応じたアニメーション」を表示しています。
受信側アバター表示のURLの最後にオプション文字を書き足すことで非表示にできます。
オプション文字は下記の通り。複数指定する場合は「&」で繋いでください。

一つの画面で複数のアバターを表示する

通常OBSに複数のアバターを表示する場合には、アバターの数だけソースにブラウザを追加する必要があります。これだと多数のアバターを登録するのに手間が掛かります。そんな時は複数アバター表示画面を使いましょう。

1. 表示したいアバターのIDを集める。
2. OBSのソースのブラウザURLに https://avatar.ikasekai.com/avatar/multi/1,2,3 といった形式で、表示したいアバターのIDをカンマ区切りで書き足す。